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ライセンシングジャパン会期中には、LIMAジャパンがオフィシャルエデュケーションプロバイダーとして全面協力いたしました「ライセンシングジャパン専門セミナー」(主催:主催:リードエグジビジョン ジャパン株式会社)も開催されました。
3日間で6講座。現段階で主催者からの集計が届いておりませんので正確な聴講者数はわかりませんが、各回に同行して数えてみたところ、のべ約600名くらいではないかと思われます。
ご聴講いただきましたみなさま、すばらしい講義をしてくださった講師の皆様、ありがとうございました。

各セミナーのタイトル、講師と、内容のポイントは下記の通りです。

ライセンシング・ビジネス最前線 ~グローバル市場における新潮流と最新データ解説

LIMA(国際ライセンシング産業マーチャンダイザーズ協会)
代表 チャールズ・M・リオット氏

● ライセンシングビジネスの全世界の小売りベース想定金額 約18.9兆円
● グローバルライセンシングトレンドの解説
・ダイレクト トゥ リテイル「DTR」
・インターネット販売
・ロイヤリティトレンド
・好調カテゴリの事例(スポーツ、コーポレート、セレブリティ等)
・新しい流通経路
・映画のライセンシング
・ラグジュアリーブランドの復調
・CSR
・注目市場(中国、ブラジル)
ソーシャルメディア時代におけるキャラクター活用戦略
~最新トレンドとデータから今後の動向を予測する~
株式会社キャラクター・データバンク 代表取締役社長 陸川和男 氏
● 2012年のキャラクター商品動向各データ解説
● 2012年の市場規模は、1兆5340億円(昨年対比95.5%)
・キャラクターランキングはアンパンマンが不動の1位(購入額ベース)
・年齢別に見ると、子供の比率がさがり、親世代の20-30才代に伸び
・販売チャネルは、Eコマースとキャラクター専門ショップが伸びた。全体のシェアは、量販店に次いで、「その他」が多い。どこででも売られるようになった。
● キャラクタービジネス市場の動向のまとめ
● トレンド、新しい動き
・企業キャラクターなど、ソーシャルメディアを活用してコミュニケーション
・ニューメディア、ニューデバイス出身キャラクターの活発化
・ゆるキャラ活躍
・ライブ主導型、物産的な物販が好調
● 予測される今後の方向性
・「Free」をどうとりいれるか
・海外展開
・新たなカテゴリー開発
・リテイルライセンス 等
ライセンシーのための、ライセンス・ビジネスの最新の知識
~デジタル化と、著作権法改訂、噂される商標法改訂などを踏まえて
東京理科大学専門職大学院知財戦略専攻(MIP) 非常勤講師
株式会社ブランドッグ 代表取締役 草間文彦 氏
● 知的財産権の体系整理、契約内容のポイント
● 新しい動き TPP関連
● 情報収集のコツ
● ライセンサーとの交渉のコツ
● 契約書のキーポイント、ロイヤリティ設定、契約の仕組み
● グローバル化に対応するための知識
● ライセンシーの契約時における成功の鍵
「その契約書、大丈夫ですか? ライセンシーのためのライセンシング契約書講座」
ヴァスコ・ダ・ガマ法律会計事務所
パートナー弁護士/ニューヨーク州弁護士 加藤君人 氏
● ライセンス契約書の雛形を使い、ライセンシーの立場から全文の条文解説
● 基本の説明の他、見落とさないように注意すべき項目や、有利にするために気をつけること、等

 

関連商品売上300億円!熊本県の営業部長として快進撃を続けるくまモンの秘密
~地方自治体が展開する、キャラクターライセンスの目的と成果
熊本県東京事務所 所長 佐伯和典 氏
● くまモンの生い立ちと軌跡(奇跡)
・平成22年にくまモンデビュー、九州新幹線開通がきっかけ
・メディア展開やソーシャルメディアを使ったしかけ
● 熊本県がくまモンに託した使命
・知事の熱い思い=トップ営業の重要性
くまモンが果たした役割
・営業部長として数々の商品とコラボ、
・商標使用許可 9,596件、売上293億円(この他に未集計分をあわせるともっと多くなる)
・売上高の内訳は、83%が食品。
・熊本県の認知度ランキングも大幅アップ
● 管理ポリシーと手法
・商標の無料化とその狙い
・商標、イラストの使用のガイドライン
● 今度の構想、方向性
● なぜこれほど成長したのか自己分析
(サプライズゲスト)くまモンとの名刺交換会
時代に対応し進化するライセンシング企業、ソニー・クリエイティブプロダクツの戦略
株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ 代表取締役 古川愛一郎 氏
● ライセンスビジネスに必要な視点=ビジネスモデルを常に進化させること
● データの見方、取り入れ方のコツ
・アナリストのように深く分析しなくてもよい、データを見て世の中の変化を読み取り、素早く行動に結びつけて行く事が大切。
● ヒットしたライセンスプログラム事例と開発経緯(スヌーピー、モフィなどの事例紹介)
・デザイン、グローバル、日本再発見
● 今後目指して行く方向性
・ モノからライフスタイルへ領域を拡大
・価値観の変化に敏感になることが大事

第3回 ライセンシングジャパン

日時 2013年7月3日(水)〜5日(金)
会場 東京ビッグサイト
主催 リードエグジビションジャパン株式会社
セミナー特別協力 LIMAジャパン

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