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LIMAジャパンは、2月25日火曜日午後4時から、LIMAジャパン会議室におきまして、「アプルーバル担当者ラウンドテーブル」を開催いたしました。
アプルーバル(商品監修)業務を担当するライセンサー、ライセンスエージェント、ライセンシーの方と、アドバイザーとしてアプルーバル業務歴20年以上の方、合計14名に出席いただきました。

【参加者属性】
カテゴリ 玩具、ゲーム、ライフスタイル、食品、アニメ、世界記録、アート、キャラクター
立  場 ライセンサー、エージェント、マスターライセンシー。ライセンサーであっても、社内のクリエーターや、業務委託している社外のクリエイティブディレクターの承認をとる立場となるなど、自分で最終判断を下すケースがないことが多い。
また玩具メーカーで通常はライセンシーとしての業務が多いが、一方で自社所有のライセンスもあり、ライセンサーとしても機能しているなど。
業務経験 1年~6年くらい10名、15年~20年以上4名(アドバイザー含む)

参加者の方に、各社で使用しているスタイルガイドや承認申請書サンプルを持参いただき、その特徴や作業プロセスについて発表し、その場で他の方が質問するという形式で進行いたしました。
スタイルガイドは、各社オリジナルで様々な工夫が凝らされており、お互いに学び合えるよい機会となったのではと思います。
また最後に、アドバイザーの1人として同席された、LIMAジャパン代表理事の今泉さんから以下のようなまとめの言葉がありましたのでご紹介します。
ライセンシングビジネスのプロセスは、小売業やサービス業と違って消費者に直に接する機会が少ないが、監修業務だけは、最終的にお客様が目にする商品に責任を持つ、消費者とのコンタクトポイントとなる業務であり、非常に重要な立場。
また、単にライセンシーと最終監修者の間に入っているだけでなく、プロパティを深く理解することで、その世界観やコンセプトを商品に忠実に表現したり、昇華させる手法を理解していることが必要。
そして、製品の製造に関する知識も持っていることで、より売れる商品にするための提案や、問題が出た時に解決策を提示できるようなスキルが持てるようになる。監修業務は、やりかた次第で売上げを大きく伸ばす事ができる、重要な業務だと考えられる。
2時間があっという間で、時間が足りないくらいでしたので、今後年に数回、このようなラウンドテーブルを設けていければと思います。
ご要望、ご意見、または幹事役を引き受けてくださる方、事務局までご連絡お待ちしています。
今回参加くださいました皆様、アドバイザーとして協力してくださった皆様、ありがとうございました。

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