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【ライセンスセミナーレポート】「5年間で売上10倍へ大躍進、スペースエイジのライセンスビジネス」中編
本サイトでは、「5年間で売上10倍へ大躍進、スペースエイジのライセンスビジネス」と題した、株式会社スペースエイジ 代表取締役社長 吉岡憲治様のご講演のレポート【中編】をお届けします。
2021年2月3日(水)、東京ビッグサイトにおきまして開催されました、第91回東京インターナショナル・ギフトショー春2021期間中に、ライセンシングインターナショナルが協力し、「ライセンスビジネスセミナー」が開催されました。
ライセンスビジネスについてなんの知識も持たずに動き回った結果、コラボ商品が実現できずに、ご迷惑をおかけした関係者のみなさまへ、お詫びして回りました。その後、版権元のコピーライツアジア様と出会い、ベティ・ブープのプロ野球コラボ商品が実現しました。コピーライツアジア様には、本当にたくさんのことを教えていただきました。今を思えば、本当にばかな質問をしていたと思うのですが、担当の方が本当に丁寧に教えて下さいました。ベティ・ブープは、プロ野球10球団とコラボすることができ、大ヒットとなりました。
そして、2016年の7月に、ある連絡がきました。
それは、ホークスのMD担当者の方から、ミニオンでコラボができませんか?という問い合わせでした。
やりますと即答はしましたが、どこへどう問い合わせをしたらいいのかわからないまま、小学館プロダクション様に問い合わせ、NBCユニバーサル様を紹介していただき、映画公開のタイミングであったこともあり、すぐにミニオンの12球団コラボが決定しました。しかも、ミニオンがスポーツとコラボしたのは世界でも始めただったとのことで、大変話題になりました。
企画は大成功で、1球団 40SKU程度の合計480SKU、金額的にも大成功を収めました。主に球団ショップやECで販売されました。
なぜ成功したのか
新作の映画公開とミニオンが世界で初のプロスポーツコラボというタイミングということが大きかった。その後版権元のユニバーサル様には、海外からもどうやってコラボができたのかと問い合わせがあったと聞いています。
大成功はしましたが、アクシデントもありました。
初回生産分の3倍の追加発注がきて工場がパンク。社内生産ラインもパンク、電話がなりまくって大変な状況でした。
この経験を経て、社内の仕組み、体制を整えていきました。
2018年にサッカーワールドカップで日本代表対セネガル線を感染していたお笑いコンビカカロニ菅谷さんが、SNSで世界中で話題になっており、弊社の社員がおもしろいので、やりたいと手をあげ、すぐに交渉開始。
わずか二日後には、Tシャツを販売開始し、パブリックビューイング会場に商品を持ち込みました。
このときの企画は、社員から私への連絡は、LINEでした。私からもLINEで承認をしてすぐに企画がスタート。
このスピード感が当社の命、強みです。毎回はこうはいかないかもしれませんが、 可能にできる仕組みが出来上がってまいりました。
その結果、2012年から2018年まで約10倍の売上増を達成してきております。